施術の特徴(過緊張など)

過緊張とは?|力が抜けない状態が続くときに

呼吸が浅い、眠れない、いつも張りつめている。 理由ははっきりしないけれど、体も頭も休まらない。 そんな状態が続いていませんか。

このような状態は、筋肉や関節の問題というよりも、 体や神経が無意識に身構えたままになっている状態が関係していることがあります。 これを当院では「過緊張」と捉えています。

過緊張の状態とは

過緊張とは、筋肉や関節の問題というよりも、 体や神経が無意識に身構えたままになっている状態です。

  • 無意識に力が入り続けている
  • 呼吸が浅く、深い息がしにくい
  • 休んでも疲れが抜けない
  • 頭が休まらず考えごとが止まらない
  • 刺激が強い施術だと余計に疲れる

なぜ力が抜けなくなるのか

体は本来、緊張と休息を自然に切り替えながらバランスを保っています。 しかしストレスや生活リズムの乱れなどが重なると、 体や神経は警戒モードを維持しやすくなります。

その結果、反応の切り替えが起きにくくなり、 身構えた状態が習慣化してしまうことがあります。

低刺激でも変化が起きる理由

体の緊張は、単に筋肉が硬くなっているだけではなく、 脳や神経が「今は安全ではない」と判断し続けている状態として 維持されていることがあります。

この状態では、筋肉を強く押して一時的にゆるめても、 脳と神経の前提が変わらなければ、体はすぐに元の緊張状態に戻ります。

当院の整体では、 筋肉そのものを変えようとするのではなく、 体が身構え続ける必要がないと判断できる条件を整えることを重視します。

姿勢の支え方、触れる位置、圧の方向や持続の仕方によって、 体の感覚入力が変わると、脳や神経の働き方も自然と変化します。

その結果として、 呼吸が深くなったり、無意識の力が抜けたり、 思考の緊張モードが切り替わりやすくなります。

脳コードについて

脳コードは、体から入る感覚情報を手がかりに、 脳と神経の働き方の前提を整えるための整体的なアプローチです。

私たちの体は、常に感覚情報を脳に送り続けています。 体の支え方、重心の位置、触れられたときの圧や方向など、 その一つひとつが「今の状態はどうか」という判断材料になります。

過緊張の状態では、 これらの感覚情報が「まだ身構えていた方がいい」という前提で 処理され続けていることがあります。

脳コードでは、 体の支え方や触れ方を通して、 脳と神経が「そこまで働き続けなくていい」と判断できる 感覚条件をつくります。

意識の手について

意識の手とは、 施術者が「効かせよう」「変えよう」とする意図を手放し、 体の反応を妨げない関わり方を維持するための施術スキルです。

強く押したり、反応を引き出そうとすると、 体は「何かされている」と判断し、 無意識の防御反応が働きやすくなります。

意識の手では、 体が自ら反応できる余地を残したまま関わることで、 触れていない部位の力が抜けたり、 呼吸が深くなったりする変化が起こることがあります。

これは何かを加えているのではなく、 体がもともと持っている調整機能が働いた結果です。

当院の施術で大切にしていること

  • 強い刺激で変えない
  • 無理に整えない
  • 反応をコントロールしない

体は本来、自ら調整しようとする力を持っています。 その力が発揮されにくくなっている前提を見直し、 邪魔をしない関わり方を維持することが、 結果として変化につながると考えています。

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※施術に関する考え方について

当院の施術は、体の反応や緊張状態について、 現代の生理学や神経の働きに基づく理解を参考にしながら構築しています。

ただし、医学的な教育課程や研究機関で体系的に学んだものではなく、 日々の臨床経験を通して得られた知見と、独学による理論的な理解を組み合わせたものです。

そのため、施術効果や反応の変化には個人差があり、 科学的な評価や結果を保証するものではありません。 あくまでも一つの整体的な考え方としてご理解ください。

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