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HSPとは

HSPとはHighiy Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)といいます。

これはエレイン・N・アーロン博士によってつけられた「人の気質」「心理的概念」のことで、鬱などのメンタル的な病気とは違い、生まれつきの特徴です。

”非常に繊細な人”と捉えていただくと分かりやすいかなと思います。

例えば

深く考える

過剰に刺激を受けやすい

共感力が高く、感情の反応が強い

些細な刺激を感知する

などの特徴がありHSP気質の人は他者の感情や環境の変化を少しのヒントで敏感に察知してしまいます。自然と自分が迷惑にならなよう・他の人が快適に過ごせるようににと常に気を張っており、心と身体がガチガチに固まってしまう方が殆どです。

またHSP気質でない人(非HSP)からは「神経質」だったり「臆病」な人間だと思われてしまうこともあります。

日常生活でも人が怒られていると自分がドキドキしてしまうなど現代社会では生きにくさを感じることがありますので、全体的にHSPの人は自己肯定感が低めの傾向にあるようです。

アーロン博士は「内向型」とHSPは別だと言っています。内向的な性格のHSPに対して、HSPの30%は外向的なHSSタイプになるとのことです。

HSPの長所

もちろんHSPにも長所はあります。一般的に神経質だと思われるその気質は見方を変えると大きなメリットになり得ます。

細かいところに気がつく

HSPの特徴の際たるものでしょう。日常生活や社会生活の中で非HSPの人が気付きにくいところに目がいくのでお金の計算、文章の校正、在庫の管理など慎重さや正確さが求められる仕事などでその気質を発揮できます。

創作活動・芸術に向いている

HSPは感性が優れていることも特徴です。人が気付きにくい景色を常に見て感じているので自然と感性が磨かれているので、創作活動などでその能力を発揮している人も少なくありません。また一人でいることが苦痛に感じないことも特徴です。

気が優しい人が多い

その気質が仇となって逆にカリカリしている人もいますが、基本的にHSPは優しい人が多いです。普段の生活で自分自身が細かい所に気がつき困惑しているので、他人が困っていることも敏感に察知し手を差し伸べます。

HSPは集団生活で気疲れをしてしまうので勘違いされがちですが「人嫌い」というわけではないので、一対一など少ない人数の中ではその共感力を十分に活かすことができます。

こういった特徴を短所ではなく長所と考えることができればHSPの人はむしろ生き生きと人生を謳歌することが出来るでしょう。

HSPが苦手なこと

HSPはその繊細さ共感力の高さゆえにどうしても苦手なこともあります。このことが自身の自己肯定感の低さや他者からの評価の低さに繋がってしまうこともありますが、このような特徴を客観視することで生きることのストレスを軽減できます。

人混みが苦手

HSPの人はとにかく人が大勢いる場所が苦手です。勿論コンサートやテーマパークを楽しむことも好みますが、周囲にある景色、建物、人の会話、動き、雰囲気、沢山の情報を一気に取りこんでしまうので頭がパンパンになってしまいがちです。

時には人酔いを起こすこともあります。

感情的な人など

他者に共感しやすいため人が怒られていると自分が怒られているようにドキドキしてしまったり、隣の人がイライラしているとそれが移り自身の感情も波立ってしまうことがあります。悲しみも察知するので自分に関係のない場面でも涙を流してしまうこともあります。一説によると「ミラーニューロン」という神経細胞が活発なのではともいわれています。

争いごとや競争が苦手

HSPは刺激で自分の感情が揺さぶられることが苦手なので他社から注目され比べられることに抵抗を感じます。

競争させられた途端に緊張して能力を発揮できなくなったり、相手も気持ちを考えてしまうので攻撃することも苦手です。相手の急所を突いた次の瞬間には罪悪感に苛まれてしまいます。

このような特徴は置かれている環境によっては厄介者扱いされてしまうこともありますが、自身の気質を理解しているのとしていないのとのでは人生においてかなりの差になりますので、目を向けることも大切です。

自分の気質との向き合い方

社会生活の中で疲弊したりドロップアウトしない為に、自身の気質を踏まえた上でその向き合い方を知ることも必要です。

情報や騒音をシャットアウトする

現代は常に多くの情報と雑音にまみれています。このことは感性の高い人にとって時には障害になることもあります。定期的にPCを閉じ、スマホやタブレットを手元から離して沢山の刺激から距離を置きましょう。またはヘッドフォンなどを使って静かな音楽などを聴いてリラックスすることも大切です。

自分の時間を確保する

前述と似ていますがHSPは他人との共感力が高いせいで気疲れしてしまいます。そこで大切なのが「マイペース」「一人になる」という環境です。当然ながら仕事中や集団の中にいる時に「マイペース」になることは出来ませんので、それ以外の時に「一人で」過ごせる喫茶店や没頭できる趣味などを見つけて確保しておくと良いでしょう。

アウトプットする

HSPは自信の感情や思いを溜め込んでしまうので、意識的にそのことをアウトプットするようにしましょう。

アウトプットすることで自分自身の感情と向き合えたり余計な感情を断捨離することができます。自分のことを良く知る友人と会話したりブログや日記を書いてみるのもいいと思います。またはブログで自分の好きなことを書けば癒しにもなります。

このように自分の癒しの時間を確保し工夫していくことで潰されずに社会生活を送ることは十分可能です。

私自身も無遠慮な上司と反りが合わなかったり競争させられることが苦手で、転職を繰り返しながら整体師になり一人整体院を営んでいますが、整体の仕事は繊細さや共感力などHSPの特徴が発揮される仕事なので毎日を有意義に過ごすことが出来ています。

HSPは治すと考えるのではなく、共に生きることが大切だと思って下さい。

自分はHSPなの?という方はこちらのHSPチェックへ。

HSP緊張リセット整体

私は整体師でありカウンセラーではありません。

HSPの概念を知って勉強しだした当初は、カウンセラーの資格をとも考えましたが、付け焼刃の傾聴よりも長年培ってきた整体の技術を提供したほうがよっぽど手助けになるだろうと思い直しました。

幸い私の整体法は痛みを伴わない過緊張を解す身体の説得術なので、感度の高いアンテナを持ち緊張し易いHSPの人たちにとっては相性のよい施術でした。

そこで少しでもお役に立てるようにHSPの方達専用の整体メニューを追加しました。

過度に緊張した心と身体を緩めてスッキリして頂けたら幸いです。

例えばこのようなことに、お心当たりがある方は一度お試しください。

  • 他人が怒られていると自分がドキドキしてしまう。
  • 人込みの中に長時間いるとぐったりしてしまう。
  • ちょっとした音にも過敏に反応してしまう。
  • 少しでも否定的な意見がいつまで経っても忘れられない。
  • マルチタスクが苦手。
  • 競争させられることが、とても苦痛に感じる。
  • 気がついたら手をギュッと握っている。
参考文献

ささいなことににもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 エレイン・N・アーロン著 富田香里訳

鈍感な世界に生きる敏感な人たち イルセ・サン著 枇谷 玲子訳

「敏感過ぎて苦しいが」たちまち解決する本 高田明和著

敏感過ぎるあなたが平気で生きる方法 吉越青生著

「繊細さん」の本 武田友紀著

HSPの教科書 上戸えりな著

敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント イルセ・サン著 枇谷 玲子訳

「敏感」にもほどがある 高橋敦著

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