何でもストレスが原因で終わらせるはズルい?

最近は腰痛、肩こり、頭痛などの体の痛みを訴えて病院に行っても先生から「ストレスが原因です」の一言で返されてしまって不満を訴える人も少なくないようです。

ストレスという言葉は水戸黄門の印籠のようなもので、これを出されてしまうともうそこで話は終わってしまう気がしますね。

確かにちょっとズルい使い勝手の良い言葉みたいに思われがちですが、実際ストレスが様々な不調の原因になる事はとても多いという事実も否めません。

ストレスには心的要因や体の構造的な原因、環境など色んな種類があります。

私たちの体は結構ストレスに弱くて、心身が過度なストレスに晒され続けると防御反応で筋肉は縮こまり以下の流れが生じます。

ストレス(緊張)→筋肉の収縮→血流の低下→酸素・栄養不足→痛み

中でも酸素・栄養不足の状態になった時には「ブラジギニン」という痛みを知らせる物質が出てきて、今あなたの体は酸素が不足していますよ~と教えてくれます。

ブラジギニン」が出ている間は痛みが続きますが、血行が良くなると出なくなるので自然と痛みは収まります。

例えば寝起きで体が固まっている時は腰が痛いけど、体を動かしている内に血行がよくなるので痛みが無くなるという経験がある方も多いのでは。

お風呂に浸かった後に体のコリが楽になるのも同じです。

ストレスは上手く付き合うとパフォーマンスを上げてくれたりもするので、何でもかんでも悪いというのは暴論ですが、その反面やはりストレスは体を悪くする大きな原因になる事も認めざるを得ませんね。

福山
福山

そういえば森高千里さんも「ストレスは地球をダメにする」とその昔歌っていました。

ニャン子
ニャン子

知らんがニャ・・

適度な運動や趣味でストレス発散できる生活を心掛けると吉です。

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