猫背は人生において課題に挙げられる一つだと思います。
悩んでいる人も多いですし、それに応えるように書籍も沢山ありますね。
自分で猫背を治したいと思って調べたとき初めに目にする情報は大体が筋肉を鍛えましょうという手段かと。
間違ってはいないのですが、一つ普段から心掛けておくとそれをもっと効果的にする行為があります。
これだけです。簡単ですね(^^)
人は基本的に目線がいく方向に行きます。スキー・スノボーやオートバイを経験したことがある人はピンとくるかも知れませんね。
猫背の人は下を向くクセが付いてしまっているケースが多いように思います。
下を向きながら歩く、今どきならスマホをみる時間が長いなど日常生活で目線を下に向ける機会はとても多いのですね。
体や脳は長い時間している姿勢を維持しようとしますので、ずっと下を向いていると「この体は目線を下げている方が都合の良い体なんだな」と判断して、隙あらばその形に持ち込もうとします。
そうなってしまってはどれだけ筋肉を鍛えても、体は猫背になりたがってしまうので、それを防ぐ為にも普段から目線を上げる練習をしてみて下さい。
実際に体験してみると分かりますが、下を向きながらだと体は丸まり歩幅も小さくなってチョコチョコしたペンギン歩きになってしまい、大きな歩幅では歩きにくくなります。
反対に目線を遠くに持っていくと、体が立って歩幅が大きい方が楽に歩けるのが実感できるはずです。
つまり無理に体を反らしたりガチガチに緊張させなくても、目線を上げることで体はその状態が維持しやすいように調整してくれるんですね。
慣れないうちは直ぐに下を向いてしまいますが、諦めずに続けてみましょう。
三つ四つ先の電柱をみながら歩くのも目線を上げる訓練には丁度いいと思います。
猫背に悩んでこれから筋トレをしようと思っている人は、まず自分の目線がいつも何処にあるのかを気を付けるとその効果はもっと高くなりますよ。お試しあれ(^^)