スミマセン。整体とは全く関係ない純然たる趣味のお話です。興味のない方はスルーで。
1952年、アメリカ・ウェストバージニア州フラットウッズで発生した、UFOと謎の生物が目撃された事件です。この事件は、アメリカ全土に大きな衝撃を与え、UFOや未確認生物に対する関心を高めました。
これが後に日本で3メートルの宇宙人として有名になった、フラッドウッズモンスター事件です。幼少期にみた目撃証言からの再現イラストが怖すぎて、昭和の子供達にとんでもないトラウマを植え付けたことでも有名ですね。
もうこのデザインがとにかく怖い……。
事件の経緯
- UFOの目撃: 夕暮れ時、空を横切る燃える物体が目撃され、その後丘の上に着陸。
- 謎の生物との遭遇: 現地住民らが丘に向かい、高さ約3.6メートルの奇妙な生物と遭遇。生物は赤い顔、スペードのような形の頭、緑色の服のようなものを身に着けており、浮遊して移動したと証言。
- 目撃者の症状: 生物の発する霧を吸い込んだとされる目撃者たちは、鼻やのどの痛み、嘔吐などの症状を訴えた。
- 大騒ぎとメディア報道: 事件は全米に広がり、UFO熱が高まる中、大きな話題となった。
- 調査と反証: 超常現象調査団体は、目撃された生物が実際にはフクロウであった可能性が高いと結論付けた。隕石の落下や航空障害灯との見間違いも指摘されている。
事件の特徴と影響
- 複数の目撃者: 複数の住民がUFOや謎の生物を目撃したと証言。
- 詳細な証言: 目撃者たちは生物の外見や動きを詳細に記述。
- メディアによる煽り: 事件はメディアによって大きく取り上げられ、人々の恐怖心を煽った。
- UFOブームへの影響: この事件は、当時のUFOブームに拍車をかけ、人々のUFOや宇宙人に対する関心を高めた。
3メートルの宇宙人として有名になっただけあって、当時は宇宙人のカテゴリーでしたが、最近ではその辺りは曖昧になっているようで、未確認生物扱いになっていることが多いなと感じます。
事件の真相
現在、この事件の真相は解明されていません。目撃者が述べたモンスターの形・動き・音は、木の枝にとまるメンフクロウの姿・飛ぶ際の飛び方・驚いた時の鳴き声と酷似しており、調査者たちはフクロウの止まる枝の下にあった緑の葉が、モンスターの下半身(板のような緑のスカート)に見えたのではないかと結論付けています。
また目撃者間での「モンスターに腕があったか否か」の意見の相違は、キャスリーン・メイ夫人の証言の「小さな、爪のような手」が「体の前から伸びていた」という部分とあわせて、メンフクロウの木の枝をつかむ足の見え方に合致すると結論付けられているとありますが、私としてもこの辺りがやはり真相なのではと思ってしまいます。
しかしよくもまぁ、あの絶妙なデザインになったものですね。
フラットウッズ・モンスター事件は、未確認飛行物体や未確認生物に対する人々の関心を高めた歴史的な事件の一つです。この事件は、科学的な調査と、人々の心理的な側面が複雑に絡み合った、興味深い事例と言えるでしょう。
がしかし、しかしです。オカルト全般におけることですが、特に未確認生物という分野にいたってはロマンが大前提、好きが故に結果野暮なことを考えてしまいますが、本来はグレーゾーンの中にある妄想の海で泳ぐのが一番正解の楽しみ方なんだと結ばせて頂きます。