氣・エネルギー施術

気功

一般に言われる気功療法は少なくとも4,000~5,000年前に原型が存在し、前漢初期の「導引図」に描かれた舞がその起源とされています。中国最古の医学書「黄帝内経」にも治療手段として記載され、以降整理・体系化されて広まりました。1957年に「気功療法実践」という書物で初めて「気功」という言葉が使われ、現在ではその有効性が科学的に解明され始め、美容やスポーツ分野でも注目され太極拳も気功法の一種となります。

日本での「氣」のイメージとしては元気、病気、気持ち、気分の気と思います。他にも「気」という言葉は日本語の端々に見られていますので、気功聞くと訝しむ人が多いわりに実は日常の中に自然と馴染み、古来より日本独自の「手当て」療法も存在していますので、我々日本時にとって本来相性の良いものだという事を再認識して頂くと嬉しく思います。

気の本態は完全には解明されていませんが、生命エネルギー、宇宙エネルギーとみなされ、1から20ヘルツの低周波の波動の性格を持っているという説や「生体のエネルギー通貨」と呼ばれるATP(アデノシン三リン酸)がカギを握っているのではないかという説もあるのですが証明がなされていない以上、確実にこうであるとは断言は出来かねます。「手当」についても触れる事によってオキシトシンというホルモンが分泌され深いリラックス効果があると異説もあります。ともあれ個人的には長年の臨床経験から「氣」というものが存在し、自然と扱えるようになったとしかいようがありませんが、実際に受けた方から改善や変化の実感の感想を頂いておりますし、私自身「氣」の効果も日々実感しています。

エネルギー療法

エネルギー療法は、人間のエネルギーシステムを調整し、健康と癒しを促進することを目的とした治療法の総称です。これらの療法は、身体のエネルギーのバランスを整えることで、肉体的、感情的、精神的な健康を改善することを目指しています。

エネルギーといっても、宇宙由来のもの、自然界に普遍的にあるもの、高次元からのギフトのようなもの、チャクラのバランスなど様々な概念がありますので一口にこうであるとは言い難く、施術者によっても解釈が異なることもあります。また近年では波動医学(バイオレゾナンス)も発展しています。

ヨガ・レイキ・EFT(感情解放テクニック)・チャクラ調整・クリスタルヒーリングなど沢山の種類の方法が存在します。便宜上説明を分けましたが「気功」「手当」も大まかな枠の中ではエネルギー療法になります。

米国立補完代替医療センター(NCCAM。現在はNCCIH・国立補完統合衛生センター)が、1980年代から2000年代に、エネルギー療法にかなりの研究費を投入し有名大学でもエネルギー療法を研究しています。当時、病院などでエネルギー療法が広まった時勢に乗り、一部の看護師さんたちは自主的に各種エネルギー療法の施術資格を取り、患者さんに施術するようになりました。

結果としては完全な解明とはならなかったようですが、キサス大学MDアンダーソンがんセンターの興味深いマウス実験があります。

人為的にガン細胞を植え付けた20匹のマウスに対し、10匹に実績あるヒーラーがヒーリングを施し。残りの10匹には研究員が見よう見まねでヒーリングを行いました。結果として本物のヒーラーが「ヒーリング」を行ったマウスのガン細胞は死滅や瀕死の状態が多く、周囲には免疫細胞が多数集まっていたそうです。

マウスには本物と偽物の区別がつかないので、それなりの結果がみられた実例です。他にもさまざまな痛みを和らげる効果に優れ、認知症に伴う異常行動を減らし、入院患者の痛みや不安を軽減させ、ガン患者のうつや疲労感を和らげ、免疫機能を改善させたなどの報告もあります。

※当院は医療機関ではないのでガンを含む病気の治療などは行っておりません。氣ネルギーの施術はあくまでも健康サポートの範囲内で行っております。

私が行う氣・エネルギー療法は整体師としての触診術の延長になります。初心者時には肉体のコリをこねくり回しながら探し、やがてそっと触れるだけでコリの位置が分かるようになり、次にふと無意識に手を置いたところに丁度コリがあり、その先に手を離して探ると氣・エネルギーの滞っている箇所が分かるようになるといった具合です。

言うなれば氣・エネルギー療法は施術家のもつ特殊技能のようなものなので、特に珍しいものではないと認識しています。なので霊能力や超能力の類ではありません、中にはそういった方もいるようですが、私自身は神様や天使と会話したりすることは出来ませんし、ご先祖様との因縁なども分かりかねますので、その様な能力を希望する方はそれを公言してる方のところへお尋ねください。

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