※今回は主に神道がベースのお話ですので興味の無い方は無視して下さい(^^)
先日の定休日に「日本の神様カード読書会」というイベントに参加してきました。
僕自身は特定の宗教観はないのですが神道やアミニズムのような考え方は好きですし、とはいえちゃんと勉強をしたこともないので、せっかくの機会と参加してきたのです。
で、すごーくざっくり言うと日本の神様や神社のことって日本で暮らしているけど、よくよく考えるとあんまり分かってないよねーといった事柄を簡単に勉強して来たのですね。
その中であ~そうなんだ知らなかったと不勉強な自分を思い知らされたのが、普段の生活で身近な神様のこと。
氏神様や鎮守の神様そして初めて知ったのが産土(うぶすな)の神様。
因みに氏神様に関しては昨今の流れで氏神=鎮守の神様として同一の認識になっているようです。
とかく我々はご利益がありそうな大きな神社にお参りしがちなのですが、すぐ近くで自分を見守ってくれている神様のことは見逃しがちなようです。
氏神様は普段から気にしてお参りしている方も多いですよね。
帰宅途中にある神社の前で手を合わせる人をよく見かけます。
ただ産土の神様まで気にしている人が現代にどれだけいるのでしょうか?知ってました?恥ずかしながら僕は知りませんでした(^^;)
産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。 その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。 産土神への信仰を産土信仰という。 氏神と氏子の関係が血縁を基に成立するのに対し、産土神は地縁による信仰意識に基づく。
とあります。
自分が生まれる前からずっと守護して下さっていたとは・・・知らなかったとはいえ失礼な話ですね。
この氏神様、産土の神様は昔から住んでいる地の人に聞けば大抵わかるらしいのですが、昨今は僕も含めてよそから越して来た人ばかりです。
聞いても知らない人が殆どでしょう。しかし各都道府県にある神社庁に聞けばちゃんと教えてくれますのでご安心を。
僕も早速確認してみたのですがとっても面白いことが分かりました。
日本の神様はご存知のように八百万と言われているほど数え切れない位の実に沢山の神様がいます。
しかし今回初めて確認してみて運命というのは面白いなと思いました。
まず産土の神様は八幡神として祀られる「応神天皇」でした。
お店の氏神様は住吉三神と呼ばれる「底筒男命・中筒男命・上筒男命(そこつつのおのみこと・なかつつのおのみこと・うわつつのおのみこと)」です。
そして調べてみるとここには「神功皇后(じんぐうこうごう)」という神様が関連するんですね。
応神天皇は神功皇后の子供で、この神功皇后が新羅遠征の際に神懸かりして託宣をしたのが住吉三神なんです。
なんとも素敵な偶然です。沢山いる八百万の神様の中でちゃんと繋がりがある神様達が氏神様、産土の神様として僕に係わってくれているんですね。
これって凄くロマンを感じます。ホント。
これからは定期的にお参りしようと思います。
自分も気になるという人は各党府県の神社庁に問い合わせてみてはいかがですか(^^)