意外と多い?日常に潜む神経麻痺という症状

ある日突然、手や足が痺れたり麻痺したりして使えなくなったらと考えた事がありますか?朝起きたら手や足が動かないとか怖いですよね。

手足の麻痺といえば脳梗塞や事故等による頸部や腰部など脊柱の損傷を思い浮かべると思いますが、どうやら神経麻痺は日常生活のちょっとした事が原因で引き起こされるなんてケースも多々あるようで…。

今回は身近に潜む誰にでも起こり得るような原因で起こる神経麻痺のお話です。

目次

橈骨神経麻痺

橈骨神経麻痺は橈骨神経が何らかの原因で長時間圧迫されて起こる症状です。

橈骨神経は腕の付け根部分から肘部を巡って親指側まで通っているのですが、二の腕の中間から肘部の辺りは筋肉のガードが薄いので神経が圧迫されやすい場所です。

橈骨神経が麻痺すると重症度にもよりますが、軽ければ手の甲や指の違和感や痺れ、酷くなると手首を反らせなくなったり指を伸ばせなくなって手首から先が垂れ下がってしまうよう状態になってしまい、この状態は下垂手と呼ばれています。

日常生活での原因

橈骨神経はその走行部分の構造上、机の上で腕を枕にした状態や腕枕をして寝たりすると頭部の重さで神経圧迫が引き起こされます。

その昔、土曜の夜に酒を飲んで酔ってしまい机でつっぷたまま寝てしまったり、新婚旅行で腕枕をしたまま一晩過ごして朝起きると麻痺が起こってしまうケースが多々みられたので「サタデーナイト症候群」「ハネムーン症候群」などとも呼ばれています。

治療法

一般的な治療法としては神経の圧迫を取り除き、簡易的な装具などを使った保存療法やビタミン12や消炎鎮痛剤の処方、リハビリやマッサージ等とされていますが、重篤な場合は手術も適応されるようです。

腓骨神経麻痺

腓骨神経麻痺は膝の裏で坐骨神経から分岐し脛の外側を通って足の甲まで走行しています。

ここが圧迫されると脛の外側から足の甲にかけて痛みや痺れが生じてしまい、症状が重くなるにつれて足の指や足首を持ち上げられなくなる下垂足という状態になってしまいます。

日常生活での原因

腓骨神経は膝の下の外側に出っぱった部分(腓骨頭)の辺りで表層を走るため圧迫が起こりやすく、長時間脚を組んでいたり、きつめのストッキングの着用や骨折治療でおこなう長期間のギプス固定も原因にの一つになります。

また農作業で長時間しゃがんでいた、寝ている時にずっと子供の玩具の上に足を乗せていたら麻痺してしまったというケースもみられるようで、自分でも気付かないところで原因が発生しているので油断はできませんね。

治療法

橈骨神経麻痺と同じく神経の圧迫を取り除きビタミン12や消炎鎮痛剤の処方、リハビリやマッサージなどを行います。

足首、足指が挙がらないと歩行が困難になったり躓きの原因になるので、サポーターや簡易的な装具、足首まである靴などを着用したりもします。

どのくらいかかるの?

原因にもよりますが単純な圧迫による麻痺であれば橈骨神経麻痺は数週間から2ヶ月ほど腓骨神経麻痺でも3ヶ月ほどを目安に治るようですが、一定期間以降も全く改善がみられない場合は手術を行うケースもあるです。

いづれにせよ長い目でみて焦らずに治療に専念する必要がありそうですね。

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ちなみに神経の回復は1日1mmといわれています

整体で出来ること

まず前提として痺れや麻痺は圧迫以外の原因(脳や内的疾患)なども考えられますので、身に覚えのない痺れや麻痺が起こったら病院の受診をして下さい。その上で整体やマッサージにかかるようお願いたします。

神経の麻痺で動かないまたは動きづらい手足を庇ったりする動作をしたり、麻痺や痺れの起こった反対側の筋肉は過度に緊張し疲労が蓄積され、また身体のバランスも著しく崩れてしまいます。

緊張状態が続くと身体の不調は主訴である麻痺で終わらず、腰痛や頭痛、首肩のコリなども併発してしまうことがありますので整体施術ではそのような緊張した状態を緩め、他の部位への身体的負担を減らしていきます。

また手足が自由に利かないことによるストレスもリラクゼーションで緩和しますので、そのような場合でも整体を利用して頂いている方もいらっしゃいますのでご安心を。

終わりに

以上簡単にお話してみました。

このように神経麻痺は日常生活の何気ない動作や習慣が原因で引き起こされてしまうこともありますので、深酒をしてしまう、PC作業中の姿勢が酷く悪いなどという方は時々自分の生活習慣を見直してみて下さいね(^^)

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