「言い方」を医学として考える。

遡ること夏ぐらいから「言葉(ことば)」を、ことさらに意識しています。

このような仕事をしているので、コミュニケーションは以前から意識はしていましたが、今思えばそれはシステマチックな対人スキルとしてだったように思います。

平面的なやり取りといったらいいのですかね?

とはいえ私の口調や会話のやり取りが好きで、長年通ってくださってるお客様も多いのですが、ふと「言霊」として改めて「言葉」を考えた時にまだまだ「言葉選び」に精査の余地があるなと気付きました。

同時期に日本語って面白くて深いなという文章に出会ったものですから、その後そっち方面の本を何冊か読み漁り、フムフムと一人頷いていたのですね。

そんな中”人生で一番役に立つ「言い方」” 小林弘幸著 という本に出会い、なる程と腑に落ちる言葉があったので、この一文だけでも個人的には読む価値があったなという内容でした。

結論をいうとその中にあった「言い方は技術じゃなくて、医学だ」という一文を目にして(ホントそれっ)と膝を打ったわけです。

簡略化すると”口にした言葉、耳にした言葉で自律神経のバランスが変わるので、言葉選びには気をつけましょう”ということなのですが、私自身少し前から口にする言葉を気をつけて、空間を丸くするということを意識していたので、とてもタイムリーでした。

例えば「クソッ」と言った瞬間に、自律神経のバランスは崩れてしまいます。一般的に怒りによる自律神経の乱れは、だいたい3~4時間ほど持続してしまうそうです。

カッとしやすい人であれば、怒る→自律神経が乱れる→判断力が鈍る→ミスをしたり、ネガティブなことに気がいきやすい→怒る→自律神経が乱れる。

という負のスパイラルに陥ってしまうので、人はある程度、自律神経のバランスを保つ必要があります。

この例を一つとっても「言い方には医学的な側面がある」ということが、分かるのではないでしょうか。

少なくと私は成る程と感じたので、自身が取り組んでいる「言葉・言霊」の研究に更に面白味が加わり、一人ほくそ笑んでいるというお話でした。

もしこれを読んで、ホウホウと頷いた方は明日からチョットだけ「言葉」を気をつけてみて下さい、不思議と自分の精神が安定するのが分かりますよ(^^)

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