ヨガや瞑想の世界でよく耳にする「チャクラ」。サンスクリット語で「車輪」や「円盤」を意味するこの言葉は、私たちの体内に存在するとされるエネルギーの中心点を指します。まるで車輪のように回転し、生命エネルギーを体中に巡らせていると考えられています。
7つのチャクラが司るもの
チャクラは、背骨に沿って7つの主要なセンターがあるとされています。それぞれが異なる色やマントラ、そして身体の部位や感情に対応し、私たちの心身の状態を反映しています。
1. ルートチャクラ(ムーラダーラ)
- 色: 赤色
- 対応部位: 尾骨、脊椎の底、足
- 身体症状: 腰痛、痔、変性疾患、免疫力の低下
- 感情: 安定感、安全、根拠のない恐怖、頑固さ
- 行動パターン: 現実主義、物質主義、変化を恐れる
- バランスが崩れると: 根拠のない不安、孤独感、現実逃避、固定観念にとらわれる
2. セイクラムチャクラ(スワディシュターナ)
- 色: オレンジ色
- 対応部位: 生殖器、下腹部
- 身体症状: 生殖器のトラブル、腎臓のトラブル、泌尿器系の問題
- 感情: 創造性、喜び、情熱、罪悪感、羞恥心
- 行動パターン: 創造性、性的魅力、享楽主義
- バランスが崩れると: 性的な問題、創造性の欠如、依存症、嫉妬
3. ソーラチャクラ(マニプーラ)
- 色: 黄色
- 対応部位: 胃、膵臓、肝臓
- 身体症状: 消化不良、胃潰瘍、糖尿病
- 感情: 自信、意志力、パワー、怒り、支配欲
- 行動パターン: リーダーシップ、野心、自己中心的
- バランスが崩れると: 自信過剰、怒りっぽさ、消化不良、消化器系の病気
4. ハートチャクラ(アナハタ)
- 色: 緑色
- 対応部位: 心臓、胸
- 身体症状: 心臓疾患、呼吸器系の問題
- 感情: 愛、共感、慈悲、悲しみ、嫉妬
- 行動パターン: 愛情深い、思いやりがある、共感力が高い
- バランスが崩れると: 愛情の欠如、孤独感、自己中心的、嫉妬
5. スロートチャクラ(ビシュッダ)
- 色: 青色
- 対応部位: 喉、甲状腺
- 身体症状: 喉の病気、甲状腺機能低下症
- 感情: 表現力、コミュニケーション能力、真実、嘘
- 行動パターン: 誠実、表現力豊か、コミュニケーション能力が高い
- バランスが崩れると: コミュニケーションの困難、嘘をつく、孤独感
6. 第3の目チャクラ(アージュナ)
- 色: 藍色
- 対応部位: 眉間
- 身体症状: 頭痛、目の疲れ、神経系の問題
- 感情: 直感、洞察力、知性、混乱、恐れ
- 行動パターン: 洞察力がある、直感的、精神的な成長を求める
- バランスが崩れると: 妄想、幻覚、現実逃避、恐れ
7. クラウンチャクラ(サハスラーラ)
- 色: 紫色
- 対応部位: 頭頂
- 身体症状: 神経系の問題、精神的な問題
- 感情: 平和、悟り、宇宙との繋がり、孤独感
- 行動パターン: 霊性が高い、スピリチュアルな探求心、自己超越
- バランスが崩れると: 精神的な混乱、現実逃避、孤独感
チャクラのバランスがもたらすもの
それぞれのチャクラがバランスよく回転することで、私たちは心身ともに健康で、充実した日々を送ることができます。しかし、現代社会のストレスや不規則な生活は、チャクラのバランスを崩しがちです。
チャクラのバランスを整える方法
ヨガ、瞑想、アロマセラピー、クリスタルヒーリングなどが挙げられます。
日常生活に取り入れやすい方法としては、以下のものがおすすめです。
- 深呼吸: 各チャクラに対応する色の光をイメージしながら深呼吸をする。
- ヨガ: チャクラに対応したポーズを取り、エネルギーの流れを整える。
- 瞑想: 静かな場所で目を閉じ、各チャクラに意識を向ける。
- アロマセラピー: 各チャクラに対応するアロマオイルを使用する。
- 自然と触れ合う: 大自然の中でリラックスし、大地のエネルギーを感じる。
まずは、ご自身のチャクラの状態を感じてみてください。そして、自分に合った方法で、チャクラのバランスを整えていきましょう。
チャクラは、私たちの心身と深く結びついたエネルギーセンターですが、感じるまでには時間とコツがいるかもしれません、当院ではチャクラの調整なども行っており、その際に自身のチャクラを感じる方も少なくはありません、ご興味のある方は一度ご来店をお待ちしていますが、それぞれの街にもこういった事が得意なサロン等があると思いますので、お近くで探してみるのも良い手ですよ。
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