パーソナルスペースとHSP:距離を気にしたい人達

HSP(Highly Sensitive Person、非常に感受性が高い人)はパーソナルスペース(心理的距離感)が広めの傾向があると思います。

私自身もそうですが、外出時などで他人との距離が近いのが凄く気になります。

学生時代は自転車で30分くらいの距離の高校に通っていましたが、大雨でも大雪でもバスに乗ったことはありませんでした。

ふくやま

どんなに、ずぶ濡れになっても、ぎゅうぎゅう詰めの状態の方がはるかに嫌だったのです。

電車も同じで体が触れ合うくらいの距離で座るのが抵抗があるので、空いていて尚且つ端が空いていれば座りますが、基本的には立っていることの方が多いです。

あくまでも個人の心理的な問題なので、公共交通機関を使わないわけではありませんし、乗っていて何があるわけでもないのですけどね。

パーソナルスペースとは、自分が快適に感じられる他者との距離のことを指します。これは人それぞれ違いがあり、HSPの方々は他の人よりも広めのパーソナルスペースを必要とする傾向があります。これは、感覚的な刺激に対して非常に敏感であり、他人が近づくことで心がざわつきやすくなるからです。

研究によると、HSPの脳は他人の感情に敏感に反応しやすいことがわかっています。他人との距離が近いと、その影響をより強く感じてしまい、心理的な負担が大きくなることがあります。

他にも、コンビニやスーパーなどで並ぶ際にある足跡のマークを無視されると、心がざわつきます。足跡マークがあるのに無視して真後ろ立たれると、会計時に煽られているようで焦りませんか?

ふくやま

因みに、スーパーやコンビニでの足跡マークなどがしっかり守られていると「ちょっとした秩序」が守られているという安心感が得られて心が落ち着きます。ですので逆の行為に関してはザワつくのです。

そんなわけで、細かいようですが、そういった小さな決まり事を守って貰えると、とても有難いと常々思っております。

ただ、私と正反対で距離がそこまで気にならない人もいますし、逆に距離が開きすぎると孤立感を感じる人もいるようです。十人十色とはよく言ったもので、人それぞれ違った感覚を持っているため、社会生活の中でお互いの距離感を尊重し、バランスを取ることが大切なんだなと改めて思う次第。

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