メンタルをゴリゴリに削られる現社会で心を平穏に保つのはとても大変ですよね。整体をしているとHSPに限らず何かの切っ掛けでメ心が崩れてしまう方の話を実際に多く聞きます。今回はそんな社会の中でHSPの人が日々の生活で感じる多様な感情を整理し、心の声に耳を傾けるための方法の一つとして、日記を書く習慣をオススメします。
1. 感情の整理と自己理解
日記を書くことは、感情を言語化する行為です。心理学では「アフェクティブ・ラベリング」と呼ばれ、感情を言葉にすることで脳の扁桃体の過剰な活動が抑制され、冷静で客観的な判断が可能になります。HSPの方々は一日の中で多くの感情に翻弄されるので、日記を通じて感情を整理すると、自己理解が深まります。
アフェクティブ・ラベリング
- 感情の整理:
- 感情を言葉にすることで、自分の気持ちを整理しやすくなります。これにより、感情の混乱が減り、冷静に対処できるようになります。
- ストレスの軽減:
- 感情を言葉にすることで、脳の扁桃体(感情を司る部分)の過剰な活動が抑えられ、ストレスが軽減されます。
- 自己理解の向上:
- 自分の感情を言葉にすることで、自己理解が深まり、自分の感情のトリガーやパターンに気づきやすくなります。
2. ストレス軽減
日記を書くことがストレス軽減に効果的であることは昨今の研究で明らかになっています。日記を書くことでストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制されることが発見されています。HSPのささくれだった感情を撫でつける為に日記をつける事は効果的な方法です。
嫌な出来事や不安を言語化すると、脳がその感情に対して客観的になり、ストレスを軽減できます。
3. 自己肯定感の向上
実際の日常の生活は悪いことばかりではありません、日記には、日々の嬉しかったこと、自分の良い点や成長を見つけるという積極的な要素も含まれます。敢えてポジティブな出来事に焦点を当てて書くことで、自己肯定感や幸福感を高めることが出来ます。
例えば、感謝していることやその日の小さな成功を書き出すことで、前向きな感情を強化し、ポジティブな考え方が習慣化されますよ。
脳科学から見る「書くこと」の効果
書くことは「視覚」「運動」「感情処理」など、複数の脳の領域を同時に活性化させます。
具体的には視覚、触覚、運動感覚など、複数の感覚を同時に使うため、脳の広範囲を刺激します。こうした複合的な刺激が、情報の処理能力を高めて記憶の定着を助けます。
例えば、ノートを取ることで学習内容が頭に入りやすくなるのはこのためです。
HSPの方々は感覚処理感受性が高いため、日記を書くことで感情を適切に処理し、心の安定を保つことができます。
日記を書く上でのポイント
- 書く時間と場所を決める: 毎日決まった時間に、静かで集中できる場所を確保しましょう。
- 自由に書く: 決まった形式は必要ありません。感情を自由に表現しましょう。
- 過去を振り返る: 時折、過去の日記を読み返し、自分の成長や思考の変化を確認しましょう。
- 感謝の気持ちを書き出す: 日々の感謝を書き出すことで、ポジティブな出来事に敏感になります。
- 無理のない範囲で: 毎日書き続けることが難しい場合は、週に数回から始めてみましょう。
日記を書く上での注意点
- ネガティブな感情に囚われすぎない: ネガティブな感情を書くことも大切ですが、それだけに偏らないようにしましょう。
- プライバシーの確保: 日記の内容を安全に保管しましょう。
- 無理をしない: 日記を書くことが負担になった場合は、一度休むことも選択肢です。義務になってストレスになったら本末転倒です。
まとめ
日記を書くことは、HSPの人にとって、自分の内面を深く掘り下げ、感情を整理するために有効な方法です。日記を通じて心の声に耳を傾け、日々のストレスを解消し、自己肯定感を高めることも可能です。このように、日記を書くことはHSPの方々にとって多くのメリットがあります。自分のペースで無理なく続けてみてくださいね。