体はチームで動いているというお話

私たちの体は会社みたいなもので、ざっくりわけても腕や足や胴体などのパーツから骨と軟部組織と筋肉、内臓や血液etc.皆チームワークで動いています。

ですので、チームの中でサボる子がいたらその分多く働かないといけない子が出てくるんですね。

 

ここでは筋肉に話を絞りますが、腕を曲げるという単純な動作一つとっても様々な筋肉たちが影響していますので、仕事や家事、スポーツなどの普段の動きのクセでよく使う筋肉・使わない筋肉があると負荷の配分が狂ってトラブルの原因になります。

例えば腱鞘炎なども前腕から手首や親指周りの筋肉に負荷がかかる事が多いので、触ってみると前腕部の筋肉や親指を伸ばしたり握ったりする筋肉が硬くなっています。

この場合は内側の筋肉たちの負荷が高く、外側の筋肉たちはサボり気味なことが多いのですが、ここで大事なことがあります。

今の状態をお客様自身に体感して認識してもらおう。

これは体の部位を本人が認識しているのと認識していないのでは日常生活や施術の効果が違ってくるので必要なんですね。

例えば腱鞘炎や手が疲れるなどのトラブルを抱えているのなら、グーパーを何度か繰り返してもらって動作の重さを感じてもらい、次にサボってる筋肉を説得して起こしてあげます。

その後再びグーパーを繰り返してもらうとかなり動きが軽くなるのが分かってもらえます。

お客様は驚かれますが、こういった事を体感することで「なるほど自分の体は協力しあって動いてるんだな」と納得してくれて、少しづつ日常生活が変わる人が出て来るんですね。

体はチームで動いているんだと認識してもらうのも僕達の大事な仕事なんだな~と思います(^^)

 

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