整体師になったら先生病には気を付けようというお話

「教習所に通っているけど何人かの先生の態度が凄く悪くて、社会人としてどうなんだろうかと思う」という話を聞きました。

確かに人を教える立場の方には居丈高な態度をとる人が一定数いますね(^^;)

こういう話は意外と他人ごとではなく自分自身もそうならないよう気を付けないといけません。

 

僕も整体学校の講師時代よく生徒さんに、卒業して現場に出た時に”先生病”にならない様に気を付けて下さいねと話をしていました。

ありがたい事に本来は先生でも何でもない整体師でも先生と呼んで下さるのですが、どんなジャンルでも”先生”と呼ばれる立場になるといつの間にか、自分が相手より上の立場になっていると勘違いしてつい居丈高な態度が出てしまう人が少なからずいますよね。

これを整体業界に当てはめるとお客様からの質問に「こんな事も知らないの?」みたいな雰囲気を出してみたり、頑なに「自分の言ってる事は間違っていない」と非を認めないとか、悪くすると「俺の言う事を守らないから治らないんだ」なんて言う人が出てくるんですね(この世界に入る前に実際に遭遇しました・・・)

大体が先生先生と言われている内に何となくそんな気になってしまったり、勉強して知識を得てそれなりの経験を重ねたので自信が過剰についてしまったという理由だったりします。

 

 

福山
福山

ホントの大御所の先生になると、むしろ腰が低い方が多いというのが面白い所ですが(^^)

ただ勘違いしてほしくないのですが、僕達はたまたま整体という狭い世界で、たまたま体の勉強をした事のない人より、ちょっとだけ専門的風な知識と経験があるだけに過ぎないんですね。

 

もしかすると今話しているお客様は一歩外に出たら大企業の役職で何千人の部下がいて、普通なら話す事も出来ないような人かも知れませんし、もっと嫌なのが同じ業界の大ベテランの先生で些末な知識をさらけ出して恥ずかしいなんて事になってる可能性もあります。

ここで最初の話しに戻りますが僕は接客業を多くやってきたので、そもそもどんなジャンルの職種であれ、社会人としてそれなりの態度で人と接する事が出来ないのは本当にどうなんだと個人的には思ってしまいます。

整体は技術職ですがサービス業でもあるので、そこのところを履き違えてしまうと後で手痛いしっぺ返しを受ける事になりかねないので心のどこかに置いておいて下さいね(^^)

 

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