肩コリ、首コリなどの”コリ”。
このコリって?意外と逃げ足が速いって知ってますか?
我々整体師はこのコリをまず解そうとします。
がしかし、このコリはけっこう用心深くまた頑固なので時には隠れてしまうんですね。
殆どの場合は意固地になってガチガチに固まり、さながら肉のカーテンの様相を呈するのですが、厄介な事に施術者に分からないよう隠れてしまうケースも度々出てきます。
一度隠れてしまうと慣れないうちは、一見ここが怪しいなと思うところを解しても中々思う様に緩んでくれず、ハテナ?状態。
はては足りない頭をフル回転させて”コリ”の根っこを探しまくるなんて事もあるので、困ったものです。
なのでこれを回避するためには体の触れ方を注意する必要があるんですね。
その一つが”コリ”に気付かれないよう体に触れる”手”の気配をいかに消すか問題。
例えるならイリオモテヤマネコを捕まえるのに気付かれないよう細心の注意を払って森へ分け入るといった具合でしょうか。
僕は更にレアなヤマピカリャーを探し出すぐらいの気持ちで触れていますが(^^;)
福山
押すではなく触れるという事も意識の中にあると、より施術が高まるのではないかと思います。
”コリ”に限らずトラブルの原因というのは隠れるのと同時に発見し辛いことも多いので、野生動物を捕まえる時のように行動パターンや生態に関する知識、そこに至るまでの自分の体の作り方などを普段から高めていく事も重要なんだなと思います(^^)