子供の頃ドラえもんをみて、どこでもドアとかタケコプターとかがホントにあったら欲しいな使いたいな~なんて思ってた人は多いんじゃないかと思います。
友達同士で何が欲しいとか割と本気で議論したりして。
その当時の僕はまだ欲望に忠実だったのでオールマイティーパスという道具が欲しかったと記憶しているのですが、その内ファミコンが登場して今度はそっちにのめり込んでいくんですね。
その中でも嵌ったのがRPGというジャンルでした。
仲間を集めて戦いながら成長して、どんどん強い装備や呪文を覚えながら強敵を倒し世界を救うという王道なストーリー展開は男子の好きな週刊少年ジャンプの世界そのもので、ファンタジーの世界観も相まって思春期の僕達の心は鷲掴みにされました。
僕はそこそこ大人になってからは殆どゲームに触れる事はなくなりましたが、今でもBGMを聞くとワクワクするゲームがあるのは同意して貰えるんじゃないかなと思います。
その後、紆余曲折あり整体師になって毎日施術をしているのですが、今でも結構症状がキツイお客様の施術が終わって一息つくと思わず心の中で(ベホマがつかえたらな~)なんて思ってしまうのはご愛敬。
ベホマというのはドラゴンクエストというゲームにおける、ダメージを回復させる呪文です。
中でもベホマは高位の呪文で戦闘で負ったダメージがギュンギュン回復する素晴らしい呪文です。もし今呪文が使えるとしたら断然回復呪文です(妄想)
整体師にとってこんな良い呪文は他に無いとおもいませんか?
因みに僕はドラクエ派なので回復呪文はケアル系ではなくてホイミ系です。
こんな感じで日々時間が空けば本を読んだり、調べたりと体や心の勉強をしていますが、時に何だか不思議な物の力を得たくなる事があるのも否定できないという。
以前、僕が整体学校の講師をしている時、人の体の悪い所が白く光る柱になってみえるという男性の生徒さんがいました。
この生徒さんは真面目で誠実な性格だったので嘘をついているようには見えませんでしたし、加えてちょっと不器用で施術の練習を始めた頃は手先もぎこちなかったんですね。
でも「痛いのはココですよね」とコリや痛めている所をピンポイントで当ててしまうのでホントにわかるんだなと何となく納得させられ、一時期は白い柱が見えないもんかと同僚と一緒に目を凝らして人の体を観察したものです。
結局そんな白い柱などはみえる訳もありませんでしたが・・・。
そんな事もあり回復呪文という魅惑のワードは、時折耳元で囁いてくるのです。
ん?という事は前述のドラえもんの道具はもしもボックスを使えればいいのか!
「もしも、魔法が使える世界になったら・・」
ってこれ魔界大冒険のやつだ、ダメなパターンですね(^^;)
頑張って愚直に技術と知識を積み上げま~す。