筋肉を揉んでもコリが取れない時はアレが原因かもという話

肩コリで整体やマッサージにいって揉んで貰っても2~3日するとすぐ辛くなってしまうという話をよく聞きます。

もちろん施術中は気持ち良いですし、出来れば楽になった状態は持続してほしいですよね。

辛い筋肉を揉んでも直ぐに辛い状態に戻ってしまう時は筋膜が弛んでいないからかも知れません。

筋膜は体全体を覆うもじもじ君のスーツみたいなものだと簡略化したイメージ持ってもらうと分かりやすいかなと思います。

スーツが引っ張られると中身の体もそちらに引っ張られるみたいな感じですね。

この筋膜を緩めるには押す、引く伸ばすなどの刺激を一定時間持続させる必要があります。

これは筋膜が二つの繊維で構成されているからなのですが、その一つのコラーゲン繊維は大体90秒位の時間刺激を加えないと解れてくれないんです。

例えば肩コリで困った時はまず僧帽筋の緊張を解す事が多いのですが(僧帽筋はドラゴンボールに出て来る悟空の首と肩の間にあるモリっとした筋肉を思い出してもらうと良いカナと思います)

結構分厚いので力一杯揉んでしまいたくなりますし、当人もまたしっかり揉まれたい気持ちになります。

しかし筋膜はそれでは緩んでくれないので、想いとは裏腹にじっくり優しい刺激で説得していく事が必要です。

 

福山
福山

実際、ご主人が体育会系で先輩方の肩を散々揉んできたからマッサージには自信があるといってグイグイ揉まれ、翌日酷い揉み返しで辛い思いをしたという話は本当によく耳にします。

筋膜がちゃんと緩んでくれると効果の持続性も増します。

ですので短い時間でしっかり揉んでもらったのに、その効果がイマイチ長続きしないな~なんて時は筋膜へのアプローチも考えてみるのも良いんじゃないかなと思います。

また筋肉はチームで動いているので、辛い箇所以外の筋肉が縮こまっていたりする事もありますし協力体制にある筋肉がサボっている時は起こしてあげる事も必要になりますので、是非行きつけの整体やマッサージのお店に相談してみて下さい(^^)

 

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる