肘を使う整体に取りつかれたお話

りら福の整体は筋肉を説得する痛くない手技がメインになりがちなのですが、実はこの手技を活かすための大切な手技も幾つかあったりします。

僕が整体を学び、講師をさせて頂いた学校には独自の「浸透療法」という手技を学ぶ事が出来ました。

その学校は無くなってしまったのですが学生時代、学院の講師兼整体師時代は狂ったようにその手技に拘りました。

 

「浸透療法」を簡単に説明すると肘を使って筋肉の深部に圧を加えて緩める方法なのですが、腕力に頼らず重心と体重移動を使うので、表面の筋肉ではなく深層の筋肉をピンポイントで緩めることが出来るのが最大の特徴です。

上手く使いこなせれば分厚い筋肉に覆われた臀部の奥にも刺激を入れられるので、坐骨神経痛などに大きな効果を発揮出来るんですね。

この手技を学生時代に知った時にコレだとピンと来てしまい練習しまくりました。

それこそ当時、同じように練習しまくった同期の人間と一緒になると、まだ教えて貰っていない筋肉の役割や位置などを調べ、じゃあここをこの角度で入れたら効くのか、ちゃんと狙った所に届いているのかをお互い研究し、先生たちも「君たちはあっちで気が済むまで練習してなさい」と言われるくらいにハマったわけです(^^)

当時はどこの筋肉にもとにかく肘を使い、出来れば肘をメスのように使いたいと思っていました。今でも思っているかも。

福山
福山

今現在も変わらず色々と試行錯誤をひたすら繰り返しています。

一定の圧と時間を維持しやすく浅くも深くも自在に刺激を入れられるので、筋膜にアプローチをする手技を行う際など今現在も使う頻度は高い技術です。

どんな世界もそうだと思いますが、軸になる技術は学んでから10年経以上しつこく磨きをかけていても、まだまだ足りないんだなと思う今日この頃です(^^)

 

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