ロコモティブシンドロームをもう少し解説

ロコモティブシンドローム:自立した生活を守るために

「最近、疲れやすくなった、階段がつらくなった、転びやすくなった…」そんなアナタ?

もしかしたら、それは**ロコモティブシンドローム(ロコモ)**のサインかもしれません。

ロコモって、どんなもの?

ロコモは、「運動器の障害のために移動機能が低下した状態」を指します。簡単に言えば、体の動きが悪くなって、日常生活に支障が出始める状態です。

骨、関節、筋肉、神経など、体を動かすための器官が衰えることで、歩く、立つ、座るといった動作が困難になり、要介護や寝たきりにつながる可能性を高めてしまうのです。

ロコモは誰にでも起こり得る

ロコモは、加齢によって運動器が自然と衰えることで起こります。しかし、運動不足や生活習慣の乱れなどが加えると、さらに進行が早くなります。

つまり、若い人でも、運動不足や偏った食生活を送っていると、ロコモになる可能性があるということです。

ロコモかどうかをチェックしてみよう!

ロコモかどうかは、簡単なテストでチェックできます。

ロコモ度テスト

1. 片脚立ちテスト

目を開けずに、片足ずつ30秒間立ってみてください。どちらか片足でも30秒間立てなければ、ロコモの可能性があります。

2. 握力テスト

握力計を使って、左右それぞれの握力を測定します。男性で28kg以下、女性で18kg以下は、ロコモの可能性があります。

3. 2分間歩行テスト

平坦な道を、2分間できるだけ速く歩いてください。歩行距離が250メートル以下は、ロコモの可能性があります。

4. 立ち上がりテスト

椅子から立ち上がるときに、片脚または両脚で座った姿勢から立ち上がれるかによってロコモ度を判定します。

表:ロコモ度テスト

テスト内容ロコモの可能性
片脚立ちテスト目を開けずに、片足ずつ30秒間立つどちらか片足でも30秒間立てない
握力テスト握力計を使って、左右それぞれの握力を測定男性:28kg以下、女性:18kg以下
2分間歩行テスト平坦な道を、2分間できるだけ速く歩く歩行距離が250メートル以下
立ち上がりテスト片脚または両脚で座った姿勢から立ち上がれるかによってロコモ度を判定します。

この表はあくまでも目安です。詳しくは医療機関や整体院にご相談ください。

ロコモの予防と改善

ロコモは、運動バランスの良い食事で予防・改善することができます。

運動

  • ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動
  • 筋力トレーニング
  • バランス運動

食事

  • 骨の健康に必要なカルシウムやビタミンDを多く含む食品
  • 筋肉の材料となるたんぱく質を多く含む食品

整体院でのケア

整体院では、ロコモの原因となる体の歪みや筋肉の緊張をほぐし、運動機能の改善をサポートします。また、運動指導や生活習慣の改善指導も行うことで、ロコモの予防・改善に効果的に取り組むことができます。

ロコモに関する参考情報

まとめ

ロコモは、私も含めて誰もがなる可能性のある疾患です(-_-;)しかし、早期発見・早期対策によって、予防・改善することが化膿です。日頃からの心がけも大事ですが、対策はいつから始めても間に合いますので、頑張りましょう!

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