昔ばなし桃太郎の意外な解釈

むかし話で桃太郎ってありますよね。

 

この桃太郎の面白い解釈を聞いたのでちょっお話させて下さい。

 

むかし話には人生訓が隠されているというお話です。

 

話の冒頭部分。

 

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
おばあさんが川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。

 

この話を聞いて全く疑問に思わなかったのですが、ではおじいさんが山で刈った”しば”とは?おばあさんは川で”何を”洗っていたの?ということ。

 

まあ洗濯だから下着の部類だろう、しばと呼ばれる草や木があったのだろうくらいの感覚ですが、ここでの解釈はおばあさんが洗っていたのは””でおじいさんが刈っていたのはやはり自分の”心にできたささくれのようなもの”となります。

 

人間生きていれば嫌な気分や思考に囚われることもあります。

そういった感情や思考を普段から処理したり整理する習慣はとっても大切ですよ~ということみたいですね。

 

次に流れてくる大きな桃ですが、桃はその昔とっても貴重なものでした。

 

桃は聖なるもの、幸福の象徴ともいわれます。

 

ですので普段から心を整えて、準備をしていれば自ずと大きな幸福がやってきますよという解釈になります。

 

こうなってくると鬼は生きていると襲い掛かってくる誘惑や悪い感情などの象徴。

なにかしでかしてしまったときに魔がさしたなんて表現もありますね。

 

桃太郎は強く正しい心の持ちようの象徴。

 

「犬、猿、雉」は言葉をかえて「居ぬ、去る、来じ」となり誘惑や悪い思考が寄ってこないようにする為の習慣のようなものに例えられます。

 

これを単なるこじつけや言葉遊びと思う人もいるでしょうが、こじつけ力の高さと幸福度は比例するとも言われていますので、素直になるほどそんな解釈もあるんだね~と思うのもアリなんじゃないかな。

 

僕も聞いたときはその解釈の面白さに、お~なるほど!と唸ってしまいました。

 

また同じ話になりますが、幸福になりたければ幸せや成功は欲するのではなく、自らを常に清らかで正しい状態でいるような習慣を持つことが大切なんですね(^^)

 

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