改めていう事でもないのですが、現代は情報が溢れ過ぎていますし、それを一方的に押し付けられてもいます。
TVは勿論のこと、スマートフォンの登場でそれはさらに加速し、取捨選択の余地もなく、最近ではAIである程度はコントロールされてはいますが、好き嫌いも関係なく膨大な量の情報が洪水のごとく頭の中に流れ込む毎日。
一般的に人は身体の疲労は感じやすく、脳の疲労に関しては無自覚の方が多いように感じます。
例えば「集中力が続かない・もの忘れが激しい、気が付くとボーっとしている」かと思えば「感情のコントロールが出来ずイライラする、しっかり眠れない、食事が楽しくない」などの症状が現れ、悪くすれば鬱にも繋がってきますので注意が必要です。
これらの症状はともすると、年齢のせいかな?と見逃されがちですが、若い人にも同じ症状はみられ、年齢が高くてもこれらの症状が出にくい方もいます。
とにかく脳は365日フルに酷使されているので、情報を整理する時間もとれず隙間もない状態になるまで、情報を入れられているのですね。
これではいかに優秀な脳でもたまったものではありません、食べ物ならお腹一杯になれば食べることを止められますが、脳はそうはいきません。
そう思えば、何も考えない時間を無理にでも作って脳疲労を和らげる必要があるでのは?と思えますよね。
瞑想をするのは高次元の存在と繋がるためのスピリチュアルな行為でも何でもなく、物理的に脳を休ませ日々のパフォーマンスを正常化する手段であり健康法です。
もちろんスピリチュアルな意味での瞑想もありますが、現実的なものでもあります。
難しいことを考えずに、とにかく間を瞑り頭を空っぽにする時間を作りましょう。