気がつけば、目の前には2021年が迫って来ていますね。
2020年はコロナコロナで、ワサついた昏迷状態のまま終わろうとしているわけですが、そんな中、私の年齢も50歳の大台を迎えようとしています。
年のせいか特殊な社会情勢のせいか、はたまた体内ホルモンの変化のせいでしょうか……この一年で生活の中の様々なことが変化しました。
それは心の在り方だったり、物理的な現象だったりするわけですが、いざ変化を受け入れてみると肩の力が抜けたような、何とも言えない身ごころの軽さを感じています。
総括という程ではないのですが、ほんの些細なことも含め幾つかの具体例を出してみます。
まずは物理的なものから。
衣服を変えた。
身体を締め付けるような感覚に不快感を感じ始めたので、ベルトをしなくてもよい物や、ボクサーパンツからコットンのトランクスへ、また硬めの素材の物もあまり着用しなくなりました。
朝TVをつけるのを止めた。
具体的にはワイドショーを観るのを止めたのですが、ある日いつものように朝TVをつけたら、かなり凄惨な事件を当り前のように垂れ流していました。
その時にふと、これから一日が始まるというのに最初に見聞きするものが、こんな事件なんて嫌すぎると思いうんざりしたので。
仕事中にしっかりお弁当を食べるのを止めた。
忙しくて夕方まで何も口にしない日が何日か続いた時に、やけに仕事のパフォーマンスが良かったのが切っ掛け。
今までは空腹の方に意識がいって気が散っていたのですが、最近はむしろ調子の良さの方が上回りだしました。とは言え全く食べないのではなく、さば缶やバナナ、ふかし芋などは胃に入れています。
自家用車を手放した。
これが物理的には一番大きなことだと思います。
そもそも処分した車が6年経っても2万キロに満たないくらいの距離しか乗っていなかったので、自家用車の必要性や費用対効果を考えて一旦止めてみたわけです。
ここ最近はカーシェアなどのサブリクションが発達しているので、何とかなるんじゃないかとも思いました(思想的な理由ではないので、必要だなと思えばまた購入します)
中学生からの付き合いで車好きの友人が、2年ほど前に自家用車を止め必要な時だけカーシェアを利用するようになったのですが、特に不便を感じていないようだったのも大きな要因ですね。
心のどこかにあった、いつか加害者になってしまうかもというストレスからも解放されました。
精神的なもの。
これは単純で、ある日からもっともっと感覚的に生きていこうと思ったので、自分のパーソナリティーに合わないことや”しっくり”こない事には着手しないと決めました。
こんな仕事をしていると、理路整然と専門用語を使いこなして説明したり、こうです!と言い切ったりする姿を見ては少なからずカッコいいなという思いもあったのですが、改めて自分を見つめ直してみるとそういうのは性に合わんなと。
所詮人は”しっくり”こない事は身につかないし続かないなというのは、経験則から何となく分かっていたので心に従って生きてゆくことが自然なことなんじゃないかなという想いです。
これを期に恐らく心のどこかに住んでいるであろう、こう見られたらカッコいい等という煩悩もバッサリと切り捨てられれば尚良しといったところですね。
その他、細々としたこともまだありますが、挙げるほどでもないのでこの位にしておきます。
奇しくも精神世界では、長く続いた地の時代から風の時代へ変化すると言われているので、こういったことも影響があるのでしょうかね?
さてさて2021年はどういう年になるのでしょうか。
私のようにHSP気質であれば、自分の心に正直に生きられると楽になりますよ。