人でも物でも実際目の辺りにしたり改めて調べてみると、それが良きにしろ悪きにしろ自分が普段から勝手に抱いていたイメージと何だか違うな~という事ってありますよね?
ここでいきなりですがサーベルタイガー知ってます?
僕サーベルタイガー好きなんですよ。無条件にカッコよくないですか?
- 主役感溢れる、あのしなやかで堂々としたスタイル。
- もう絶対に強者だろうという名前の由来にもなった大きな牙。
- あんな生き物がかつて存在していたのかというロマン。
- そもそも猫科の動物ってみんな好きだよね?みたいな。
その昔オリジナルスカジャンを作ってくれるお店があって一度作ってみたいな~と思っていたのですが、その時本気で迷った柄のモチーフがサーベルタイガーとカマイタチ(妖怪ですが)の2種でした。結局作らなかったのですが・・作っときゃよかったかな?
因みにサーベルタイガーというのは種全体の呼称なので、今で言うマンチカンとかスコティッシュフォールドとかをまとめて「猫」とか言ってるようなものです。その中にメタイルルスとかホモテリウムとかいるわけですが、おそらく一番メジャーなのがスミロドンではないかと思います。
で、実はこのサーベルタイガー、我々現代人が勝手に抱いていたイメージとはちょっと違うようで残念な要素が多々あるみたいです。
残念ポイント1 顎の力が弱かった?
サーベル状の牙は獲物を仕留めるのに有効だったようですが、そのせいで噛み合わせも悪く顎自体の力も弱かったそうで獲物の柔らかい部分しか食べる事が出来なかったとか。
一説によるとそれすら難しく獲物の血を啜っていた等とも言われています。
残念ポイント2 実はしなやかなスタイルではなかった?
その顎の弱さからサーベル状の牙をもってしても噛み殺すのは困難だったらしく、首の力で強引に牙を突き刺して獲物を仕留めていたようです。その際に獲物をしっかり抑え込めるよう前肢と肩がかなり発達していたらしく、上半身ムキムキマッチョスタイルだったとされています。
残念ポイント3 足も遅かった?
前肢はかなり発達しましたが後肢は比べると弱かったそうです。想像していた大型ネコ型哺乳類の様な俊足では無く、足は遅かったと言われています。
そのため狩りはもっぱら待ち伏せ専門で、のんびりとしか動けない草食動物や弱い幼体を群れで襲っていとされています。しかもスタミナもなかったという・・。
と調べてみるとサーベルタイガーは想像していたイケイケ陽キャ感は意外となかったことが分かりました。
しかしそれを知って益々好きになってしまうのは判官贔屓でしょうか?それともアンダードッグ効果が働いているんですかね?
そんなわけでちょっと飛躍しますが最初のイメージと違うなんて事は世の中沢山ありますね。
いかにもおとなしそうな人がイケイケだったり体育大学出身のいかにも頑健そうな人が凄く気が弱いなんて事もあり得ますので、人や物事の判断も慎重にしたほうが良いかもですねと強引に着地してみる(^^;)
そんな訳でこれからは、ちょちょこ整体以外の好きな事もUPしていきたいと思います(^^)/