HSPさんは声がけが苦手

例えば外出先でお腹が空きました。

さて何にしようかな?

お肉系?それとも麺類?色々あって迷うな……。

おっあの店安そうだし賑わってるから美味しんじゃないかな、よしあそこにしよう。

一般的にはこんな感じでしょうか。

ところがHSPさんはそれ以外にも悩む項目があります。

店内はザワザワしていない?客層は?食べたらすぐ出ないといけないお店?店員は怖くない?初めてでも注文迷わなそう?席の間隔は?店構えは?等々。

さて色々迷った挙句ようやくお店を決めたHSPさん。席に案内されすぐにある物がないことに気付き軽くショックを受けます。

店員さんを呼ぶピンポンするボタンがないのです、今でこそタッチパネルでの注文が増えてきましたが、未だボタンを押して店員さんに注文をするスタイルのお店はまだまだ多数あります。

しかもピンポンするボタンすらないお店も結構な割合で存在するんですね。

さあこうなるとHSPさんは少し頭を抱えてしまうことになります。何せ大きな声を出して店員さんを呼ぶという行為がとても苦手なので。

それに加えて店員さんが忙しそうにしていると何だか申し訳なくて中々声をかけることが出来ず、タイミングも測れません。

結局なんとも中途半端に手を挙げながら、店員さんがこちらに気付くまで待ち続ける羽目になってしまう。

こんなことがHSPさんの生活の中では日常的に起こっているのですね。

いやいやそんなの向こうは仕事なんだから気にせず大声を出せばいいだろうという人も沢山いるでしょう。

ただ咄嗟に優先順位を自分より相手を上に置いてしまう性質がHSPさんにはあるので、それが簡単に出来ないのですね。

ですのでHSPさんと一緒に食事をする時にこのような状況になったら、イラっとせずサラリと店員さんを呼んであげて下さい。

人にはそれぞれ得意分野があります。HSPさんにも当然得意分野がありますから、いつかアナタを手助けしてくれることもありますよ(^^)/

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