意識を拡張して疲れをとる瞑想

瞑想時にどのような意図を持って行うかが分からないという質問を受けました。そこで、いくつかあるやり方の一つをご紹介します。この方法は全身がダルい、人疲れでエネルギーが吸われてしまったという感覚になった時などにおススメです。

ステップ1

静かな環境を整え、目を閉じてリラックスします。座る姿勢は、自分が一番楽なもので大丈夫です。あぐら座になっても良いし、出来る人は座禅を組んでも構いません。下半身に問題がある人は、椅子に座っても大丈夫です。大切なのは、自分がリラックスできる姿勢を取ることです。

ステップ2

背筋を立てて、頭の百会と会陰が真っ直ぐになるように意識します。百会は頭の頂点にあるツボで、会陰は骨盤の底にあるツボです。この二つのポイントを意識することで、エネルギーの流れが整いやすくなります。

ステップ3

次に、ゆっくりと深呼吸を繰り返します。息を吸うときには新鮮なエネルギーが体に入ってくるイメージを、息を吐くときには体内の疲れやストレスが外に出ていくイメージを持つと良いかなと思います。この呼吸法だけでも、リラックス効果がありますよ。

ステップ4

では、エネルギー体をイメージするステップに移ります。自分の身体の周りに重なるエネルギー体を思い浮かべ、そのエネルギー体を少しずつ大きくしていきます。例えるなら、光でできた人型が徐々に巨大化していく感じです。

エネルギー体を徐々に大きくして、最初は自分の体の大きさに、次に部屋全体、建物全体、街全体、日本全体、地球全体、そして宇宙全体、その先まで大きくしていきます。イメージの中でエネルギー体が広がる感覚を楽しんでください。

ステップ5

巨大化したエネルギー体の上から、純粋なエネルギーが頭頂部に注ぎ込まれるイメージを持ちます。エネルギーが体内に取り込まれて自分自身が活性化され、疲れが取れていく感覚を味わってください。これをしばらく続けます。

ステップ6

最後に、エネルギー体を再び自分の体の大きさに縮めていきます。このときもゆっくりとした呼吸を続けながら行うと、リラックス効果が持続します。エネルギー体が自分に重なったら、そのまましばらく呼吸を続け、瞑想を終了します。

この瞑想法は私が実践している方法の一つであり、必ずしもこれが正解というわけではありません。瞑想には様々なやり方がありますので、自分に合った方法を見つけると良いですね。

私は電車通勤で多くの人に囲まれるため、疲れを感じることが多く、この瞑想法を取り入れています。実際にやってみてしっくり来るなと思ったら、ぜひ続けてみてくださいね。

瞑想を行う際に意識することは、無理をしないことです。

瞑想はリラックスするためのものなので、自分のペースで行い、リラックスできる姿勢や環境を整えることが大切です。また、瞑想を習慣化することで、その効果がより感じられるようになります。日常生活の中で定期的に取り入れると、心身のバランスが整いやすくなりますよ。

さらに、瞑想を行う際には、自分の心の状態にも注意を払うことが重要なんですね。

例えば瞑想中に浮かんでくる思考や感情を無理に押し込める必要はありません。それらをただ観察し、受け入れることで、心の中の緊張が解けていきます。思考や感情が浮かんできたら、それを静かに見守りながら、再び呼吸に意識を戻すようにしましょう。

最後に、瞑想は継続が鍵です。初めて行うときには、すぐに効果を感じられないかもしれませんが、続けることで少しずつ心身の変化を感じられるようになります。毎日少しの時間でも構わないので、継続することを心がけてみてください。瞑想は心と体の両方に良い影響を与える素晴らしい方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる