肩が上がりづらい?イメージの力を借りよう

腰が痛い肩が上がりづらいなどの症状が出たときはストレッチや筋トレで対処するのがスタンダードな方法だと思いますが、他にもいくつか対処法はあります。

 

その一つがイメージの力を使う方法です。

イメージで腰痛が緩和したりや肩の可動域が変わるわけないでしょと思う方もいるでしょう。

 

しかしイメージ力は体の声とつながるとイコールなので、上手く使えなかった筋肉や関節を効率よく使う為にとても重要な要因になるんですね。

 

例えば横着して座ったままゴミを捨てたいときにはゴミ箱に向かって、手に持ったゴミを投げますよね。

このときに漫然と投げると多くの場合は外してしまいますが、ゴミ箱に向かう軌道をはっきりイメージして投げるとその成功率は格段に上がります。

 

こういったイメージの力はスポーツの世界では常識ですが、自分の体を使うときにもイメージの力は働いてくれます。

 

多分ですが普段生活していて自分の体の部位をイメージしながら使っている方は少数派じゃないでしょうか?何となくこの辺から足がついてる、腕が生えてる位のイメージで体を動かしている人の方がどちらかと言えば多いですよね。

 

ここで少しイメージして下さい。腕のつけ根です。

 肩はとても自由度が高い関節ですが、腕を水平よりも上げる為には肩甲骨も動く必要があります。

 

この肩甲骨は体の前側にある鎖骨に繋がっていて、更に鎖骨は胸の真ん中の胸骨に繋がっています。この部位を胸鎖関節と言いますがここを起点として腕を動かすと可動域が一気に大きくなるのが分かると思います。

 

イメージ上では腕を体の真ん中あたりから動かす感じですね。

実際この胸鎖関節から腕を動かしていくと今まであまり使わなかった大きな筋肉たちも動き出すので肩コリや腕の上げづらさの解消に役立ちます。

 

なぜ変わるのか?

腕の重さは成人女性でも平均で約4キロほどあります。

 

肩の関節は球関節といってしっかり嵌っていなので、それを支える為に肩周辺の筋肉達は日頃頑張っています。

 

ところが肩に付いている筋肉達はあまり大きい筋肉ではないので、そこの筋肉達だけに頼って使っていると疲れたり痛めたりしてしまうんですね。

 

そこでもっと根元から腕を使おうとすると、それに付随して今度は大きな筋肉達も働きだします。

大きな筋肉達は力も強いので今まで頑張っていた小さな筋肉達の仕事量も少し減って助かるので無理からきていた痛みやコリが軽減してするわけです。

 

このように自分の体もイメージを変えると少しずつですが変化していきます。

今度はそれを日常の中で意識する時間を増やしていけば体は良い方向に変わっていきますよ(^^)

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次