言霊をつかって結婚を引き寄せたのかもしれない話

言霊とか引き寄せの法則というものが、あるのかも知れないなと思った話です。

 

いきなりですが結婚をして5年が経ちました。

 

おかげさまで大きないさかいやトラブルもなく幸せな結婚生活を楽しんでおります(^^)

 

ただ今でこそ結婚して良かったと思えていますが、元々僕には結婚願望がありませんでした。

 

一人での気楽さがあまりにも快適だったので、パートナーを探そうという気が全く起きなかったんですね。

 

技術的には拙いものですが一応調理師の免許も持っていたので職場には自分で作った弁当を持参し、片付けるスキルは著しく低いのですが洗濯も嫌いでなく苦とは思っていませんでした。

 

気が向いた時にふらりと出かけ、休日に気兼ねなくダラダラすることにも慣れきってしまっていたんだと思います。

 

 

独身を謳歌していたある年の大晦日のことです。

 

大晦日は毎年友人宅に気の合う同士で集まり、そばを打ったり紅白をみたりして賑やかに過ごし、近所へ除夜の鐘を突きにいくのが恒例行事になっているんですね。

 

で、年が明けて元旦の朝方に今回の話の発端があります。

 

一通りイベントが終わり夜が明け帰るために車に乗ろうとしたのですが、何となくその場で友人と立ち話が始まりました。

 

内容は「いいかげん結婚とか考えたら?」みたいな事だったと思います。

 

当時はそんな話しを振られることも多かったので「結婚したくなったら、こっちから相談するからほっとけ」というのが定番のやり取りだったのですが、その時は少しだけ様子が違いました。

 

友人は続けます。

 

「孫を親父にみせられなかったことは今でも後悔しているんだよ」

 

友人の父親が亡くなった次の年に子供が生まれているのですが、そのことを持ち出してきたのです。

 

ズルいじゃないですか、それを言われたら僕もいつものような返しができません。

 

そして何故か口から出た言葉が「わかった今年中に結婚する」だったのです。

 

何の根拠もありません、付き合っている人もいないし結婚するなんて言葉を口にしたのも初めてです。

 

ただ当時は経験上というか感覚というか願い事というのは少し下がった状態で叶えられると思っていたので結婚と宣言すれば、彼女はできるかも?という想いはあったんだと思います。

 

僕が急にそんなことを宣言したので友人は驚いたようでしたが、とにかく2011年の1月1日はそうやって始まりました。

 

それから春になり妻と出会い(婚活などではなく自然に出会いました)、めでたく付き合うこととなり今に至る訳です(^^)

付き合い始めたときも何故か(この子とは結婚するんだろうな)とやはり根拠もなく思っていました。

 

 

不思議なもので元旦の結婚宣言のことは暫く忘れていたのですが、後から思い出してみると”宣言”することは何か大事な儀式みたいなものだったのかな?とも思います。

 

宣言したときは結婚したいなではなく、結婚すると言い切ったのが良かったんでしょうか?

 

まあこれを偶然と呼ぶか必然と呼ぶかはわかりませんが、人生の中で何かを決めたとたん一気に物事が動き出すという経験は何回か体感していますが不思議な物です。

 

でもこんな感じのことは誰しもあるんじゃないですかね?

もしないのであれば、そう決まってるからという気持ちで一度宣言してみるのもアリかもですよ(^^)

 

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